体脂肪率の上昇
体脂肪率の把握
みなさんは、体脂肪率という言葉を聞いたことがありますか?
TVや電気屋さんでは、体重計と一緒に、体脂肪率計というものが売られていますね。
体脂肪率を正確に把握しておくことは肥満を防止する有効な手段なんです。
体を構成している脂肪の割合は、脂肪の重量を体重で割った比率で表します。そして、これを体脂肪率といいます。
体重と肥満と体脂肪率
一般的に肥満とは体重が重いことと考えられていますが、これは必ずしも正しくないことがあるのです。
例えば、体を鍛え、筋肉の多い運動選手などは平均よりも体重が重い場合がありますね。
反対に、一見皮下脂肪が少なくやせていても内臓に脂肪がついている人は内臓脂肪型肥満といわれさまざまな生活習慣病を起こしやすいことがわかっています。
これは脂肪よりも筋肉の方が重いことが原因です。
体重だけをみて肥満か否かを判断することは自分の健康を維持する適切な指針とはなりえないので注意が必要です。
正確な脂肪の量を把握するためにも日ごろから体脂肪率を図る習慣をつけましょう。
体脂肪率は人間の体力や健康を考える上で重要な指標となります。
医学検査で体脂肪
自分が健康かどうか、その状態を把握する方法に医学検査があります。その医学検査でも重要視される項目が体脂肪率です。
医学検査は健康状態ばかりでなく、運動や運動負荷検査の可否の判定、事故防止および安全な運動処方作成のための情報を得ることなど、その役割は多岐にわたりますが、それらはすべて危険因子を数量的に捉えることに目的があります。
数量を把握できれば客観的に自分の健康状態をつかむことが可能になります。
運動処方を受けようとする人は、その効果を最大限享受できるように、この検査を受けることが望ましいといえ、とくにあまり運動をしたことのない人や中高年以上の人にとっては欠かすことができません。
厚生省が示す医学検査項目は循環機能、運動負荷検査、呼吸機能、血液所見、尿検査など30項目にも及びますが、その中でも血圧、心電図などとともに欠かせない項目としてあげられているのが体脂肪率測定です。
体脂肪率測定が重視される理由は、
余分な脂肪の蓄積が様々な病気の引き金になるからなのです。
例えば、からだの中に脂肪が過剰に蓄積するとコレステロール、中性脂肪といった血中脂肪酸がふえ、動脈硬化を引き起こすことになりますので注意が必要です。
動脈硬化が悪化すると、心筋梗塞、狭心症、脳梗塞といった病気につながります。
これらは、すべて生命の危険に直結する重大な症状ですので十分に注意しなければなりません。
体脂肪が増えすぎることを防止するためにも、日ごろから体脂肪率を把握しておくことが健康維持には欠かせないといえるでしょう。
何かと忘れがちな、医学検査ですが、お近くの保健所にパンフレットや、年齢による金額の優遇がありますので、是非出向いてみてください。
